歴史と温泉、富士の絶景に出会う街「静岡県伊豆の国市」の魅力
静岡県伊豆半島の北部に位置する**伊豆の国市(いずのくにし)**は、豊かな自然、古くからの歴史、そして癒やしの温泉が調和する魅力あふれる街です。2005年に旧伊豆長岡町、旧大仁町、旧韮山町が合併して誕生しました。
世界遺産や絶景スポット、そして美味しい特産品など、伊豆の国市を訪れるなら知っておきたい見どころをご紹介します。
1. 必見の観光スポット
伊豆の国市には、歴史的価値の高い遺産から自然を満喫できる絶景スポットまで、多様な観光名所が揃っています。
- 韮山反射炉(にらやまはんしゃろ)2015年に「明治日本の産業革命遺産」の一つとしてユネスコ世界文化遺産に登録されました。幕末期に代官・江川英龍(坦庵)の提案で造られた大砲鋳造炉で、実際に稼働した反射炉として国内で唯一現存する貴重な史跡です。
- 伊豆パノラマパーク(碧テラス)ロープウェイで標高452mの葛城山(かつらぎやま)山頂へ登ると、目の前には富士山と駿河湾の大パノラマが広がります。山頂エリアにある「碧(あお)テラス」では、水盤越しに富士山を望む絶景を楽しみながら、カフェでゆったりとした時間を過ごせます。
- 伊豆長岡温泉1300年以上の歴史を持つ古奈温泉と、明治時代に開湯した長岡温泉を合わせた静岡県屈指の温泉郷です。アルカリ性単純温泉で「美肌の湯」として知られ、多くの文豪にも愛されました。日帰り入浴や足湯も充実しています。
2. 深い歴史と文化の息吹
伊豆の国市は、日本の歴史を動かした重要な舞台でもあります。
- 鎌倉幕府・北条氏のゆかりの地源頼朝が流罪となって過ごした「蛭ヶ小島(ひるがこじま)」があり、ここで北条政子と出会い、鎌倉幕府樹立の足がかりを築きました。北条時政や義時など、鎌倉幕府を支えた北条氏の拠点であり、大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の舞台としても大きな注目を集めました。
- 重要文化財「江川邸」韮山代官を務めた江川家の邸宅。主屋は江戸時代初期の建築で、全国でも最古級の豪農・代官屋敷の遺構として国の重要文化財に指定されています。
3. 自然の恵み!絶品グルメと特産品
温暖な気候と、市の中央を流れる清流・狩野川(かのがわ)の恵みを受けた農産物も伊豆の国市の自慢です。
- いちご狩り静岡県内でも有数のいちごの産地です。特に「紅ほっぺ」や「きらぴ香」といった品種が栽培されており、12月中旬から5月頃までは、市内各所の農園でいちご狩りを楽しむ観光客で賑わいます。
- ミニトマト・お茶糖度の高いフルーツトマトや、伊豆の温暖な気候で育った香り高いお茶も名産です。
- 鮎(あゆ)狩野川は友釣り発祥の地とも言われ、夏には良質な鮎を求めて全国から釣り人が訪れます。市内の飲食店では、新鮮な鮎料理を堪能できます。
4. アクセス情報
都心からのアクセスも良好で、週末の小旅行に最適なロケーションです。
| アクセス方法 | 詳細 |
| 電車をご利用の場合 | JR東海道新幹線「三島駅」で伊豆箱根鉄道駿豆線(すんずせん)に乗り換え。「伊豆長岡駅」または「韮山駅」などで下車。(東京駅から約1時間半) |
| お車をご利用の場合 | 東名高速道路「沼津IC」または新東名高速道路「長泉沼津IC」から、伊豆縦貫自動車道・伊豆中央道を経由。(インターから約20〜30分) |
まとめ
伊豆の国市は、世界遺産で日本の近代化の歩みを感じ、葛城山から富士山の絶景に胸を打たれ、そして良質な温泉で心身を癒やすことができる贅沢なエリアです。歴史好き、温泉好き、写真好き、どの層も満たしてくれるこの街へ、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。


