新着情報のお知らせ

福島県双葉郡大熊町について

旅行

福島県双葉郡に位置する大熊町(おおくままち)。2011年の東日本大震災、そして福島第一原子力発電所の事故により全町避難を余儀なくされたこの町は、いま、単なる「復興」を超えた「新しいまちづくり」のフロントランナーとして歩みを進めています。

大熊町の現在の姿と、未来への取り組みについてまとめました。


大熊町の概要とあゆみ

大熊町は、東は太平洋に面し、西は阿武隈山系に連なる自然豊かな町です。かつては梨の産地として知られ、戦後は電源開発の拠点として歩んできました。

  • 2011年3月: 東日本大震災および原発事故により、全住民が避難。
  • 2019年4月: 大川原地区などの一部地域で避難指示が解除。
  • 2022年6月: 下野上地区(特定復興再生拠点区域)の避難指示が解除。

現在、町役場が置かれている大川原(おおかわら)地区を中心に、居住区やインフラの整備が急速に進んでいます。


復興のシンボルと新しい拠点

ゼロからの再出発を図る大熊町には、これまでの自治体の枠にとらわれない新しい施設が次々と誕生しています。

施設名特徴・役割
大熊町役場(新庁舎)2019年に開庁。開放的なデザインで、町の再生の象徴。
KUMA・PRE(クマプレ)旧大野小学校近くに誕生した交流拠点。ワークショップやイベントが開催される。
大熊インキュベーションセンター旧小学校をリノベーション。起業家や企業が集まるビジネスの火種を作る場所。
リンクる大隈震災遺構や図書スペースを備え、町民と来訪者が交流できる多目的施設。

「ゼロカーボン」と「テクノロジー」への挑戦

大熊町は、過去の経験を未来の知恵に変えるべく、最先端の取り組みを導入しています。

  • ゼロカーボンへの挑戦2019年に「ゼロカーボンアカデミー」を設立。再生可能エネルギーの導入や、環境に負荷をかけない持続可能な町を目指しています。
  • 福島ロボットテストフィールドとの連携近隣自治体とともに、ドローンやロボット技術の実装試験の場として、新しい産業の創出に力を入れています。

訪れる、そして関わる

現在の町は、かつての住民だけでなく、復興を支援する人、新しくビジネスを始める人、そして震災を学ぶために訪れる人々が混ざり合う「多層的なコミュニティ」へと進化しています。

「おかえり」と「はじめまして」が交差する町

大熊町は今、単に元に戻るのではなく、全く新しい価値観を持った町へとアップデートされています。


お役立ちリンク