埼玉県北東部に位置する加須市(かぞし)。利根川の豊かな恵みを受け、伝統工芸とグルメが息づくこの街は、「うどんの里」や「こいのぼりの街」として知られています。
加須市の魅力をいくつかのキーワードで紐解いてみましょう。
日本一の「ジャンボこいのぼり」の街
加須市は、明治時代から続くこいのぼりの生産地です。そのシンボルともいえるのが、全長100m、重さ350kgにも及ぶ「ジャンボこいのぼり」です。
- 市民平和祭: 毎年5月3日、利根川河川敷で巨大なこいのぼりが大空を泳ぐ姿は圧巻で、県内外から多くの観光客が訪れます。
- 伝統技術: 職人の手描きによる伝統的なこいのぼり製作技術が今も受け継がれています。
喉ごし抜群!「加須うどん」
江戸時代、不動尊への参拝客に振る舞われたのが始まりとされる加須うどん。市内には約30軒以上ものうどん店が軒を連ねます。
- 特徴: 手ごね・足踏み・寝かせを繰り返した、コシの強さと瑞々しい喉ごしが特徴。
- 定番スタイル: 冷たい「盛りうどん」を、温かいおつゆやゴマだれでいただくのが通の楽しみ方です。
渡良瀬遊水地と自然の恵み
市の北端には、ラムサール条約湿地に登録されている渡良瀬遊水地が広がっています。
- アクティビティ: サイクリング、ウィンドサーフィン、熱気球、バードウォッチングなど、広大な自然を活かしたレジャーが盛んです。
- 農業: 県内有数の米どころであり、「北川辺いちご」などの農産物も特産品として有名です。
地域の誇り「總願寺(不動ヶ岡不動尊)」
関東三大不動の一つに数えられることもある總願寺(そうがんじ)は、加須市の歴史的な中心地です。
- 鬼追い豆まき式: 毎年2月に行われる節分祭では、真っ赤に燃える松明を持った鬼が登場し、迫力満点の行事が繰り広げられます。
基本データ
| 項目 | 内容 |
| 位置 | 埼玉県の北東部(群馬・栃木・茨城県に隣接) |
| 主要駅 | 加須駅、花崎駅(東武伊勢崎線)、柳生駅(東武日光線) |
| 主な産業 | 農業(米・イチゴ)、製造業、こいのぼり製作 |
| 名物 | 加須うどん、いがまんじゅう(赤飯でまんじゅうを包んだ郷土菓子) |
加須市は、都心から電車や車で約1時間強というアクセスの良さもありながら、ゆったりとした時間が流れる街です。週末に美味しい「うどん」を求めてドライブに出かけてみるのはいかがでしょうか。


